エックスサーバーとXServer for WordPress、どっちを選ぶべきか

※当オフィスはエックスサーバーのビジネスパートナーです。本記事のお申し込みリンクを経由してご契約いただいた場合、当オフィスに報酬が発生します。

結論から言います。

会社のメールも同じサーバーで使いたいなら、XServer for WordPressは選ばないでください。

XServer for WordPressは
メールアカウントを作れません。

そのうえで、こう選び分けます。

  • サイトとメールを1つの契約でまとめたい → エックスサーバー
  • WordPressを複数運用し、更新や安全対策の手間を減らしたい → XServer for WordPress

名前が似ているので「WordPressを使うなら専用の方が上位」と思われがちですが、
上位版ではなく、役割の違う別サービスです。


目次

XServer for WordPressとは

エックスサーバーが提供するWordPress運用に特化したサーバーです。

通常のエックスサーバーが「何でも置ける汎用サーバー」なのに対し、
こちらはWordPressの管理・更新・安全対策に機能を寄せています。

プランは大きく2系統です。

  • 共有(ベーシック・スタンダード)
  • 仮想専用(プレミアム・エンタープライズ):他の利用者の影響を受けにくい構成

一番大きな違い:メールがない

エックスサーバー公式の解説記事でも、
XServer for WordPressはメールアカウントを作成できないと明記されています。

つまり info@会社のドメイン のようなメールを
このサーバー上では運用できません。

会社のメールが必要なら、次のどちらかになります。

  • メールだけ別のサービスで運用する
  • サイトもメールも扱えるエックスサーバー/XServerビジネスを選ぶ

ここを知らずに契約して、
後からメールの置き場所がないと気づくのが一番多い失敗です。

メールをどう分けるかは別記事で詳しく書いています。


XServer for WordPressにしかない機能

その代わり、WordPress運用ではかなり楽になります。

■ ステージング環境

本番サイトとは別のURLに検証用のコピーを作れます。
プラグイン更新やデザイン変更を、本番に出す前に試せます。

作れるのは1サイトにつき1つまでです。

■ 一括アップデートと自動アップデート

管理画面から複数のWordPressの本体・プラグイン・テーマをまとめて更新できます。
本体は自動アップデートの設定も可能です。

■ 死活監視とディスク容量のアラート

サイトが落ちたとき、容量が足りなくなったときに
メールやSlackで通知が届きます。

■ WordPress向けのセキュリティ設定

ログイン試行回数の制限、アップロードフォルダ内のスクリプト実行制限、
wp-config.phpの上位ディレクトリ配置など、
WordPressで定番の対策があらかじめ用意されています。

■ バックアップ

自動バックアップは毎日・過去14日分
加えてプランごとに手動バックアップの保存枠と、遠隔地バックアップがあります。


選び方の早見表

状況おすすめ
会社のメールも同じサーバーで使うエックスサーバー
コストを最優先したいエックスサーバー
WordPress以外のプログラムも置く可能性があるエックスサーバー
WordPressサイトを複数まとめて管理したいXServer for WordPress
更新作業で本番を壊すのが怖いXServer for WordPress(ステージング)
メールは既に別サービスで運用しているXServer for WordPressも選択肢

ポイントは最後の行です。

Google Workspaceなどでメールを既に分けている会社なら、
メールがないことは弱点になりません。
むしろサイト運用の機能差だけで選べます。


後から移るのは手間です

エックスサーバーとXServer for WordPressは別サービスなので、
乗り換えるには新規契約とサイトの移行が必要です。

メールをエックスサーバーで運用している状態で
サイトだけXServer for WordPressへ移すと、
メールとサイトでドメインの向き先を分ける設定も必要になります。

エックスサーバーは契約を続けるべきか、新規契約して乗せ換えるべきか
他社サーバーからエックスサーバーへ移行するとき事故る箇所


まとめ

✔ XServer for WordPressは上位版ではなく別サービス
メールアカウントを作れない
✔ 代わりにステージング・一括更新・アラートが強い
✔ サイトとメールを一緒に使うならエックスサーバー
✔ メールを別で持っているならXServer for WordPressも有力


メールとサイトの分け方を含めて、どの構成が合うか迷う場合は当オフィスでもご相談を承っています。契約後の移行作業もお任せいただけます。

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出典

サービス内容は2026年9月時点のエックスサーバー公式サイトの記載にもとづきます。機能や提供条件は変更される場合があるため、契約前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

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