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結論から言います。
USB-Cハブ経由でノートPCを充電すると、充電器のW数はそのまま届きません。ハブ自身が使う分が差し引かれます。
Anker 332(5-in-1)の商品情報にはこう書かれています。
100W充電器を接続したとき、PCへの充電は最大85W(ハブ本体の15W消費分を差し引いた値)。
つまり「100W充電器+ハブ=100W充電」ではありません。
製品ごとに上限が違う
| 製品 | PCへの充電(商品情報の記載) |
|---|---|
| Anker 332 USB-C ハブ(5-in-1) | 最大85W(100W充電器接続時) |
| Anker Nano USB-C ハブ(8-in-1, Dual Display) | 最大85Wのパススルー急速充電 |
| Anker USB-C ハブ(6-in-1, イーサネット) | 最大53W |
53Wと85Wでは、対象になるノートPCが変わります。
14〜16インチの高性能ノートを常用するなら、53Wでは足りない場面が出てきます。
65Wの充電器を使い回すと失敗する
Anker 332の商品情報には、100W以上のPD充電器の使用を推奨とあり、
65W充電器使用時はPC充電が遅くなる、または充電されない場合があると明記されています。
手元にある65Wの充電器を流用するつもりなら、ここは要注意です。
「ハブをつないだら充電が追いつかなくなった」の典型的な原因になります。
充電器側のW数の考え方は、こちらで整理しています。
➡ MacBook Proの充電器は何Wを選ぶべき?付属アダプタが基準
➡ 「65W充電器」なのに充電が遅い?複数ポート同時使用の落とし穴
「充電できるポート」は限られている
もう1つの誤解が、ハブのUSBポートなら何でも充電できるという思い込みです。
Anker 332の商品情報では、
USB-AポートとUSB-Cデータポートは充電非対応(データ転送専用)とされ、
出力はUSB-Aが最大5V/0.9A、USB-Cが最大5V/1.5Aのみと明記されています。
スマホを急速充電したい人は、ここでつまずきます。
PC充電はPD-INポート、スマホは充電器へ直結、と分けるのが確実です。
机に置きっぱなしなら別の選択肢もある
持ち歩かないなら、USB-Cハブ付きモニターを使う手があります。
モニター側から給電できるので、ハブと充電器を机に置かずに済みます。
- Dell S2725DC:USB-C最大65W
- Dell P2725DE:USB-C最大90W、RJ45(1GbE)も搭載
➡ ドッキングステーションとUSB-Cハブ付きモニター、どっちを買うべき?
ハブは持ち運び用、モニターやドックは据え置き用。
この住み分けで考えると、W数の悩みは減ります。
まとめ
✔ ハブ経由の充電は本体の消費分が引かれる
✔ 100W充電器でもPCへは最大85Wの例がある
✔ 製品によって53W/85Wと上限が違う
✔ 65W充電器の流用は不足することがある
✔ USB-A・データ用USB-Cは充電非対応の場合がある
出典
- Anker 332 USB-C ハブ(5-in-1)商品ページ・製品仕様
- Anker Nano USB-C ハブ(8-in-1, Dual Display)商品ページ・製品仕様
- Anker USB-C ハブ(6-in-1, イーサネット)商品ページ・製品仕様
仕様は2026年9月時点の各商品ページの記載にもとづきます。対応W数は製品ごとに異なるため、購入前に最新の商品情報をご確認ください。