※当オフィスはエックスサーバーのビジネスパートナーです。本記事のお申し込みリンクを経由してご契約いただいた場合、当オフィスに報酬が発生します。
結論から言います。
メールアドレスは作れません。ただし、WordPressの問い合わせフォームからメールを送ることはできます。
公式のよくある質問にはこう書かれています。
「XServer for WordPress」ではメールアカウントは作成できません。
「メールが使えない」と「メールが送れない」は別の話です。
ここを混同すると、契約前の判断を誤ります。
| やりたいこと | 可否 |
|---|---|
info@会社のドメイン で送受信する | できない |
| 問い合わせフォームの通知メールを送る | できる(送信数に目安あり) |
| 試用期間中にフォームの送信テストをする | できない |
| ステージング環境でフォームの送信テストをする | できない |
下の2行は、知らないと確実につまずきます。
WordPressからの送信には目安がある
WordPressサイトからのメール送信は可能ですが、公式に送信数の目安が示されています。
- 1時間あたり 200通
- 1日あたり 2,000通
一般的な会社サイトの問い合わせ通知なら、まず届かない数字です。
注意が必要なのはこういう使い方です。
- 会員サイトで、登録確認やパスワード再発行のメールが多い
- ECサイトで、注文確認メールを自動送信している
- メルマガをWordPressから配信している
- フォームにスパム送信が集中して、自動返信が大量に出る
最後の項目は見落とされがちです。
自動返信メールを有効にしたフォームにスパムが殺到すると、
自分で送ったつもりのないメールで目安を使い切ることがあります。
reCAPTCHAなどのスパム対策は必ず入れてください。
メルマガや大量の通知が必要なら、
外部の配信サービスを使う前提で考えるのが安全です。
落とし穴1:試用期間中はフォームが送れない
公式の注記です。
※試用期間中はWordPressサイトからのメール送信処理が行えません。
お試しで契約してサイトを移し、
問い合わせフォームを送ってみたら通知が届かない。
ここで「このサーバーはフォームが動かない」と判断してしまうのが典型的な誤解です。
故障でも設定ミスでもなく、試用期間の仕様です。
フォームの送信確認は本契約後に行ってください。
移行スケジュールを組むときは、
「本契約 → フォームの送信確認 → 公開切り替え」の順にしておくと慌てずに済みます。
落とし穴2:ステージング環境ではずっと送れない
こちらは試用期間に限りません。
※ステージング環境については、試用期間中・本契約後いずれの場合でもメール送信処理が行えません。
ステージング環境は本番に出す前の検証場所です。
しかしメールの送信だけは検証できません。
フォームのプラグインを更新した、送信内容を変えた。
そういう変更は、ステージングで画面を確認したうえで、
本番に反映してから実際に1通送って確認する必要があります。
逆に言えば、ステージングで何度フォームを試しても
お客様や社内に誤ってテストメールが飛ぶことはない、という安心材料でもあります。
会社のメールはどうするか
公式の解説でも、メールアドレスが必要な場合は
既存のメールサービスを別に使うか、エックスサーバー/XServerビジネスを選ぶよう案内されています。
現実的な構成は3つです。
■ 構成A:メールは既存サービスのまま、サイトだけXServer for WordPress
Google Workspaceなどで既にメールを運用している会社向けです。
メールには手を付けず、サイトの向き先だけを変えます。
■ 構成B:メールはエックスサーバー、サイトはXServer for WordPress
契約が2つになります。
同じドメインでサイトとメールの向き先を別々に設定する必要があり、設定を誤るとメールが止まります。
■ 構成C:サイトもメールもエックスサーバー
一番シンプルです。
ステージングや一括更新が必須でなければ、これで足ります。
メールをまだどこでも運用していない会社は、構成Cから検討するのが素直です。
➡ エックスサーバーとXServer for WordPress、どっちを選ぶべきか
まとめ
✔ メールアカウントは作れない
✔ WordPressからの送信は可能(目安 200通/時間・2,000通/日)
✔ 試用期間中はフォームの送信ができない
✔ ステージング環境ではいつでも送信できない
✔ 会社のメールは別サービスか、エックスサーバーで持つ
サイトとメールの向き先を分ける設定は、誤るとメールが止まる作業です。構成の設計から切り替え作業まで、当オフィスでも承っています。
➡ お問い合わせ
出典
- XServer for WordPress(公式・よくある質問「メールアカウントは利用できますか?」)
- XServer for WordPressとは? 自社に適したサーバーの選び方(エックスサーバー公式)
仕様は2026年9月時点のエックスサーバー公式サイトの記載にもとづきます。送信数の目安や提供条件は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。