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結論から言います。
MacBook Air なら問題なし。MacBook Pro なら「足りないことがある」です。
Dell S2725DC の USB-C 給電は
最大65W。
この数字が、そのまま答えになります。
- MacBook Air → 余裕で充電できる
- MacBook Pro 14インチ → 充電はされる。ただし付属アダプタより低い
- MacBook Pro 16インチ → 足りない。高負荷だと減ることがある
「ケーブル1本でつながる」は本当ですが、
全部のMacで同じように使えるわけではないということです。
なぜ65Wだと足りないことがあるのか
比べる相手は
そのMacに最初から付いてくる電源アダプタ。
Appleが「このMacにはこれだけ必要」と判断した数字なので、
ここを下回るかどうかが分かれ目になります。
- MacBook Air:30W〜35W前後 → 65Wで余裕
- MacBook Pro 14インチ:70W前後 → 65Wはわずかに下回る
- MacBook Pro 16インチ:140W → 65Wは半分以下
ここで大事なのは
「充電されない」わけではないということ。
USB-C の給電は、足りなければ足りないなりに充電します。
問題が出るのは
Macがたくさん電力を使っている瞬間。
たとえばこんなとき。
- 動画の書き出し
- ビルドやコンパイル
- 重いデータの画像処理
本体の消費が65Wを超えると
差し込んでいるのにバッテリーが減っていく。
16インチのMacBook Proで一番起きやすいのがこれです。
では、どのMacなら「買っていい」のか
使い方まで含めると、こう整理できます。
◎ 迷わず買っていい
MacBook Air(M系すべて)
ブラウザ、資料作成、コーディング程度なら
65Wで完全に足ります。
◯ 実用上は問題なし
MacBook Pro 14インチ + 事務作業・Web制作
普段の作業でMacが70Wを使い切ることはあまりありません。
普通に充電されながら使えます。
△ 電源アダプタも併用したい
MacBook Pro 14インチ + 動画編集・重いビルド
× ケーブル1本運用には向かない
MacBook Pro 16インチ
16インチを使っていて、
「充電もモニターもケーブル1本で済ませたい」
が目的なら、この機種は選ばない方がいいです。
映像を出す用途としては何の問題もありません。
足りないのは給電だけです。
見落としがちな落とし穴:ケーブル
ここが一番ハマるところです。
モニターが65W出せても、ケーブルが通せなければ意味がありません。
USB-Cケーブルは見た目が全部同じなのに
中身が全然違います。
- 充電専用ケーブル → 映像が出ない
- USB 2.0のケーブル → 映像が出ない、USBハブも遅い
- 3A(60W)までのケーブル → 給電が頭打ちになる
やっかいなのは
どれも「挿さる」こと。
挿さるのに映らない。
挿さるのに充電されない。
スペック表を見て買ったのに、
手元のケーブルを使ったせいで
「モニターが不良品なのでは」と疑う——これが典型的なパターンです。
ただ、S2725DCについては安心してください。
USB-C to C ケーブル(1.8m)が最初から付属します。
まずは付属ケーブルを使ってください。
これで動かなければ、ケーブル以外に原因があります。
買い足すなら、条件はこの2つ。
- 映像に対応している(DisplayPort Altモード対応と書いてあるもの)
- 5A / 100W対応(65Wを確実に通すため)
逆に言うと、
「充電対応」としか書いていないケーブルは避ける。
これだけで大半のトラブルは防げます。
もうひとつ:バッテリーが空だと充電が始まらないことがある
これはDellが公式に案内している内容です。
MacBookのバッテリーが完全に空の状態だと、モニターのUSB-C経由では充電が始まらないことがあります。
原因はモニター側ではなくMacBook側の仕様。
Dellも「MacBookの設計による」と説明しています。
対処はシンプルです。
純正の電源アダプタで20分ほど充電してから、モニターにつなぐ。
長期間しまっていたMacをつないだときに起きやすいので、
頭の片隅に置いておくと慌てずに済みます。
S2725DC の給電まわりの仕様
判断材料として、公式スペックを並べておきます。
- USB Type-C アップストリーム:最大65W給電
- 同ポートの転送速度:5Gbps
- 映像方式:DisplayPort 1.4 Altモード
- USBハブ:Type-A ×2、Type-C ×1(Type-Cは最大15W)
- その他の入力:HDMI ×1、DisplayPort 1.4 ×1
- パネル:27インチ QHD(2560×1440)IPS / 144Hz
- スピーカー:3W ×2 内蔵
- VESA:100×100 対応
ちなみにKVM機能とデイジーチェーン(MST)は、公式スペックに記載がありません。
この2つを目的に選ぼうとしている場合は、
別の機種を見た方が確実です。
まとめ
Dell S2725DC の給電は65W。
そこから導かれる答えはこれだけです。
✔ MacBook Air → 問題なし
✔ MacBook Pro 14インチ → 普段の作業なら問題なし
✔ MacBook Pro 16インチ → 給電は期待しない
そしてケーブルを侮らないこと。
モニターの仕様を確認して買ったのに
ケーブルのせいで動かない、というのは本当によくあります。
まずは付属ケーブルから。
これが確実です。
ちなみにS2725DCにはAmazon限定の「-A」モデルがあります。
中身は同じですが保証年数が違うので、
買う前に確認しておいてください。
➡ Dell S2725DC-Aと通常版の違いは?Amazon限定モデルの5年保証を確認
出典
- Dell 27 Plus QHD USB-C モニター S2725DC(Dell公式・製品仕様)
- バッテリーが完全に放電しているときに、DellモニターのUSB-Cポートを使用してMacBookを充電できない(Dell公式サポート)
仕様は2026年8月時点でDell公式サイトに記載されている内容です。最新の情報は各出典元をご確認ください。