XServer for WordPressで独自ドメインを設定するとき、ネームサーバーを変えないならSSL更新に注意

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結論から言います。

XServer for WordPressで独自ドメインを使うとき、ネームサーバーを変えずにTXTレコードで認証した場合は、無料SSLの更新を自分で行う必要があります。

公式マニュアルでは、XServer for WordPressのネームサーバーを使っていれば無料SSLは自動更新、
他のネームサーバーを使っている場合は有効期限が近づいたら手動で更新する、と案内されています。

ドメインの認証方法無料SSLの更新
ネームサーバーを ns1〜ns3.xwp.ne.jp に変更自動
今のネームサーバーにTXTレコードを登録期限が近づいたら手動

メールやDNSを別の場所で管理している会社ほど、ネームサーバーを変えない方法を選びがちです。
その選択をした時点で、SSL更新という定期作業が1つ増えると考えてください。


目次

独自ドメインの設定は「追加」と「切り替え」の2段階

XServer for WordPressのサイトは、最初は サーバーID.xwp.jp という初期ドメインで作られます。
独自ドメインで公開するには、次の2つを順に行います。

  1. ドメイン設定の追加(所有権の確認。同時に無料SSLも設定される)
  2. サイトURL(プライマリドメイン)の変更(WordPressのURLを独自ドメインへ切り替える)

ドメイン設定を追加してから、Webサーバーへの反映には最大15分程度かかります。
反映前に2つ目の切り替えを急がないのがコツです。

サイトURLを変更すると、WordPressのデータベース内のURLに関する設定がすべて置換され、
他のドメインから新しいサイトURLへの301リダイレクトも自動で設定されます。


所有権の確認方法を選ぶ基準

状況向いている方法
ドメインをこのサイト専用に使うネームサーバーを変更(SSL更新も自動)
同じドメインでメールを別サービス運用中TXTレコード登録(SSLは手動更新)
DNSを社内や別の会社が管理しているTXTレコード登録(SSLは手動更新)

ネームサーバーを変更する場合は、
メール用のMXレコードなど、今のDNSにある設定を先に移しておく必要があります。
WPパネルにはDNSレコードの管理機能があります。

ここを忘れてネームサーバーだけ切り替えると、
サイトは表示されても会社のメールが届かなくなることがあります。

メールの持ち方はこちらで整理しています。

➡ XServer for WordPressでメールは使える?作れないメールと送れるメール


見落としやすい仕様

wwwあり・なしは、それぞれ追加する

「example.com」と「www.example.com」の両方を使うなら、ドメイン設定を2つとも追加します。
片方だけだと、もう片方のURLでアクセスした人に表示されません。

初期ドメイン(サーバーID)はあとから変えられない

独自ドメインに切り替えても、サーバーIDは変わりません。
ファイルの置き場所(ドキュメントルート)も /home/サーバーID/サーバーID.xwp.jp/public_html のままです。
社名とかけ離れたIDにすると、FTPや管理画面で毎回目にすることになります。

ステージング環境では独自ドメインを使えない

独自ドメインは本番環境のサイトだけです。
ステージングで「独自ドメインでの見え方」を確認することはできません。

他のXServerアカウントで使われているドメインは使えない

公式マニュアルでは、他のXServerアカウントで「sub.example.com」が使われている場合、
「example.com」とそのサブドメインは利用できないと説明されています。

以前の制作会社のアカウントにサブドメインが残っていると、ここで止まります。
移行前に、どのアカウントでそのドメインを使っているかを確認してください。


TXTレコードで運用するなら決めておくこと

  • 誰がSSLを更新するか(社内担当か、制作会社か)
  • いつ確認するか(証明書の有効期限をカレンダーに入れる)
  • DNSを触れる人は誰か(更新時に認証用レコードが必要になる場合に備える)

SSLが切れると、ブラウザに警告が出てサイトを見てもらえなくなります。
「自動だと思っていた」が一番多い事故なので、担当と時期を先に決めておきます。


まとめ

✔ 独自ドメインは追加→サイトURL変更の2段階
✔ ネームサーバー変更ならSSLは自動更新
✔ TXTレコード認証ならSSLは期限前に手動更新
✔ ネームサーバー変更前にメール用のDNS設定を移す
✔ wwwあり・なしは両方追加、サーバーIDは変更不可


メールを止めずにドメインを切り替える手順の設計や、DNS設定の移行は当オフィスでも承っています。

➡ お問い合わせ


出典

仕様は2026年9月時点の公式マニュアルの記載にもとづきます。設定画面や仕様は変更される場合があるため、作業前に公式マニュアルをご確認ください。

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