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結論から言います。
WordPressのサイトは「動作確認URL」では確認できません。公式マニュアルが案内している方法は、自分のパソコンのhostsファイルを編集することです。
公式FAQでも「WordPressはプログラムの仕組み上、動作確認URL機能では動作を確認することができません」と明記されています。
移転作業で「動作確認URLを開いたら表示が崩れる」のは、失敗ではなく想定どおりです。
動作確認URLが使えるのは静的サイト
動作確認URLは、ネームサーバーを切り替える前に表示を確認するための機能です。
独自ドメインに対して、http://example-com.check-xserver.jp/ のような確認用URLが作られます。
| サイトの種類 | 動作確認URL |
|---|---|
| HTMLなどの静的サイト | 使える |
| WordPressなどのプログラム | 使えない(hostsファイルで確認) |
設定後、反映までに1時間程度かかる点も覚えておくと段取りしやすくなります。
hostsファイルで確認する仕組み
hostsファイルは、パソコンの中にあるIPアドレスとドメイン名の対応表です。
ここに「このドメインは新しいサーバーを見る」と書けば、そのパソコンからだけ移転先のサイトを本来のURLで開けます。
本来のURLで開けるので、WordPressでも表示崩れやリンク切れが起きません。
| OS | hostsファイルの場所 |
|---|---|
| Windows | C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\hosts |
| Mac | /private/etc/hosts もしくは /etc/hosts |
書き方は「サーバーのIPアドレス+半角スペース+ドメイン名」を1行追加するだけです。
サーバーのIPアドレスは、サーバーパネルの「サーバー情報」で確認できます。
wwwあり・なしやサブドメインを確認したい場合は、それぞれ1行ずつ書きます。
忘れると事故になる後始末
公式マニュアルは、hostsファイルの編集は一時的な動作確認方法であり、
確認と移転作業の終了後は必ず追記した項目を削除するよう案内しています。
消し忘れると、そのパソコンだけがずっと古い(または新しい)サーバーを見続けます。
「自分には直って見えるのに、お客様には直っていない」という混乱はこれが原因です。
複数人で確認する場合は、確認する全員のパソコンで編集が必要で、そのぶん消し忘れも増えます。
作業記録に「hostsを戻す」まで書いておくのが安全です。
移転当日の並べ方
- 新サーバーにデータを移し、hostsファイルで表示と動作を確認する
- 問い合わせフォーム・会員機能など動く部分を確認する
- 問題なければネームサーバーを切り替える
- 切り替え後にhostsの記述を削除して、通常の状態で確認する
設定直後に「無効なURLです」と表示される場合は、反映待ちの可能性があります。
➡ 「無効なURLです。プログラム設定の反映待ち…」と出たときに待つ時間
まとめ
✔ WordPressは動作確認URLでは確認できない
✔ 確認方法はhostsファイルの編集
✔ IPアドレスはサーバーパネルの「サーバー情報」
✔ 確認するパソコンすべてで編集が必要
✔ 終わったら必ず記述を削除する
サイトを止めずに行うサーバー移転や、移転前の動作確認は当オフィスでも承っています。
➡ お問い合わせ
出典
仕様は2026年9月時点の公式FAQ・マニュアルの記載にもとづきます。作業前に公式情報をご確認ください。