XServer for WordPressで制作会社に作業を頼むなら、サブアカウントの権限を絞る

※当オフィスはエックスサーバーのビジネスパートナーです。本記事のお申し込みリンクを経由してご契約いただいた場合、当オフィスに報酬が発生します。

結論から言います。

XServer for WordPressで制作会社や外部の作業者にサイトを触ってもらうなら、XServerアカウントのパスワードを渡さず「サブアカウント」を作ってください。

サブアカウントは、WPパネルにログインできる別のアカウントです。
サイトごとに「ステージング環境のみ」という権限まで絞れます。

本番を直接触らせたくない改修なら、ステージングのみを渡すのが一番安全です。


目次

権限は2種類、細かくは3段階

権限できること
すべてのサイトを管理可能契約内のすべてのサイトを管理。新規サイト追加・サブアカウント管理・リソース上限変更も可能
一部のサイトを管理可能許可したサイトだけ。サイトごとに「権限なし/ステージング環境のみ/全環境の操作が可能」を選ぶ

どちらの権限でも、次の操作はできません。

  • 料金の支払い・特典の申し込みなど契約に関する操作
  • DNSレコードの編集
  • XServer for WordPressの他の契約内のサイトへの操作

「一部のサイトを管理可能」はさらに、
サイトの追加・リソース上限の変更・サブアカウントの管理もできません。


「すべてのサイトを管理可能」は安易に渡さない

名前から「管理者と同じ」と思いがちですが、実際にかなり強い権限です。

  • サブアカウントを追加できるので、渡した相手がさらに別の人を招待できる
  • リソース上限を変えられるので、各サイトに割り当てたディスク容量・CPU・メモリを変更できる
  • 契約内の全サイトが操作対象になる

保守を全面的に任せている制作会社以外には、「一部のサイトを管理可能」から始めるのが無難です。


依頼内容別の渡し方

依頼内容おすすめの権限
デザイン改修・プラグイン検証一部のサイト > ステージング環境のみ
公開作業まで任せる一部のサイト > 全環境の操作が可能
複数サイトの保守を一括で任せるすべてのサイトを管理可能
記事の更新だけWPパネルは渡さず、WordPressのユーザーを発行

「ステージングのみ」で改修してもらい、本番への同期は自社で行う形にすると、
本番の問い合わせデータなどを誤って上書きされる事故も防げます。

ステージングから本番へ戻すときの注意点はこちらです。

➡ XServer for WordPressのステージング、本番へ戻すときの落とし穴


招待とログインの仕組み

サブアカウントは、管理者がメールアドレスと権限を指定して招待メールを送ることで作ります。

メール有効期限
招待メール24時間(切れたら管理者が再送信)
ログイン時の認証メール10分

ログインはサブアカウント専用のログインフォームから行います。
契約ID(またはサイトURL)とメールアドレスを入れると、ログイン用URLがメールで届く方式です。

そのため、招待するメールアドレスは本人が受信できるものでなければなりません。
共有アドレスにすると、誰がログインしたのか分からなくなります。


見落としやすい制限

サブアカウントでは、XServerドメインで契約中のドメインを選んで独自ドメインを追加できません。
公式マニュアルに明記されています。

DNSレコードの編集もできないため、
ドメインまわりの作業は契約者側で行う前提で段取りを組んでください。

作業が終わったら、不要になったサブアカウントは「サブアカウント」画面で整理します。
アカウントが残ったままになるのが、外部委託で一番よくある穴です。


まとめ

✔ 外部に頼むときはXServerアカウントを渡さずサブアカウント
✔ 改修だけなら「ステージング環境のみ」
✔ 「すべてのサイト」はサブアカウント追加やリソース変更もできる
✔ 契約操作・DNS編集はどの権限でも不可
✔ 招待メール24時間、ログインメール10分


外部委託を前提にした権限設計や、ステージングを使った改修・公開の運用づくりは当オフィスでも承っています。

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出典

仕様は2026年9月時点の公式マニュアルの記載にもとづきます。権限の内容は変更される場合があるため、設定前に公式マニュアルをご確認ください。

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