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結論から言います。
出張や旅行で日本国外に出た途端メールが送信できなくなったら、サーバーパネルの「SMTP認証セキュリティ設定」で国外アクセス制限をOFFにしてください。
公式FAQもこの手順を案内しています。
国外アクセス制限は公式マニュアルによると初期状態でON(有効)なので、設定した覚えがなくても有効になっています。
受信はできて送信だけできないのが、この症状の特徴です。
なぜ送信だけ止まるのか
メール送信にはSMTP AUTH(送信時の認証)を使います。
公式マニュアルの仕様一覧では、この認証は国内ネットワークからの接続のみ利用可能と説明されています。
そして「SMTP認証セキュリティ設定」の国外アクセス制限を無効にすることで、国外ネットワークからも利用可能になる、と書かれています。
海外からの不正なメール送信を防ぐための仕組みなので、
「壊れた」のではなく仕様どおりに守られている状態です。
出張前にやっておくと安全な設定
問題は、設定変更にはサーバーパネルへのログインが必要という点です。
現地で慌てないよう、出発前に決めておきます。
| 状況 | おすすめ |
|---|---|
| 短期の出張・旅行 | 出張中だけOFFにして、帰国後にONへ戻す |
| 海外から常時使う人がいる | OFFにしたうえで、IPアドレス制限で接続元を絞る |
| 社内の誰かが設定できる | 出張者は連絡だけ。切り替え担当を決めておく |
IPアドレス制限はホワイトリスト方式で、最大1,000件まで登録できます。
CIDR形式(例:192.168.11.0/24)で範囲指定も可能です。
IPアドレス制限と国外アクセス制限は同時に使えない
公式マニュアルに明記されています。
IPアドレス制限が有効(ON)の場合、そちらが優先されるため、国外アクセス制限は設定できません。
またIPアドレス制限をONにするには、先にホワイトリストの登録が必要です。
空のままONにはできない仕様になっています。
固定IPのないモバイル回線から送ることがあるなら、IPアドレス制限は向きません。
それでも送れないときに見るところ
- 滞在先のネットワークが25番ポートを塞いでいる場合がある。公式仕様では代替として587番(サブミッションポート)が使える
- 送受信サーバーがホスト名(sv***.xserver.jp)になっているか
- WEBメールからは送れるか(送れるならメールソフト側の問題)
なお、同じ「海外だと止まる」現象はWordPressの管理画面でも起こります。
こちらはメールとは別の設定(WordPressセキュリティ設定)です。
➡ 「国内IPアドレスからのWordPress管理画面へのアクセスが拒否されました」と出たときの対処
まとめ
✔ 海外で送信できないのは国外アクセス制限(初期状態でON)
✔ サーバーパネルのSMTP認証セキュリティ設定で切り替える
✔ 帰国後はONへ戻す
✔ IPアドレス制限が優先され、併用はできない
✔ 25番が塞がれているときは587番
海外拠点や出張の多い会社のメール設定は、当オフィスでもご相談いただけます。
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出典
- 出張、旅行等で日本国外にきた途端メールが送信できなくなりました。(エックスサーバー公式FAQ)
- SMTP認証セキュリティ設定(エックスサーバー公式マニュアル)
- メール仕様一覧(エックスサーバー公式マニュアル)
仕様は2026年9月時点の公式FAQ・マニュアルの記載にもとづきます。設定の初期値は変更される場合があるため、作業前に公式情報をご確認ください。