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結論から言います。
「maildir over quota」は、受信側のメールボックスが容量いっぱいで配送できないときのエラーです。そして、あふれて届かなかったメールはあとから確認できません。
公式FAQでは、容量超過で受信できなかったメールはエラーメールとして送信元へ返送されるため、
受信側であとから見ることはできない、と明記されています。
つまり空けてから再送してもらうしかありません。
問い合わせや発注のメールなら、その間の取りこぼしがそのまま損失になります。
今すぐ空ける3つの方法
| 方法 | やること |
|---|---|
| 容量を増やす | サーバーパネルの「メールアカウント設定」で容量を変更(最大20,000MB) |
| メールを削除する | WEBメールで受信箱のほか送信済み・迷惑メール・ごみ箱も削除 |
| 設定を見直す | POPなら「サーバーにメッセージのコピーを残す」を無効、または「○日後に削除」にする |
見落としやすいのが「ごみ箱」と「送信済み」です。
受信箱だけ整理しても、容量が減っていないことがよくあります。
POPとIMAPで対処が変わる
POPの場合
「サーバーにメッセージのコピーを残す」が有効だと、メールソフトで受信してもサーバー側のメールは消えずに溜まり続けます。
公式FAQのとおり、この設定を無効にするか「○日後に削除する」にします。
サーバー側が削除されても、メールソフト内の受信メールは消えません。
IMAPの場合
メールソフトとサーバーが同期しているため、メールソフトで削除するとサーバーからも消えます。
逆に言えば、溜め込んだ分はそのまま容量を使います。
公式FAQでは、サーバーに古い受信メールを自動的に削除する機能はないと明記されています。
定期的に整理する運用を前提にしてください。
容量を増やすときの注意
メールボックスの容量はアカウントごとに1〜20,000MB(20GB)で設定できます。
ただし公式マニュアルによると、メールボックスの使用量はサーバーのディスク容量に含まれます。
「とりあえず全員20GB」にすると、サイトのデータやバックアップに使える容量を圧迫します。
実務では次のように分けると無理がありません。
| 使い方 | 考え方 |
|---|---|
| 問い合わせ用の代表アドレス | 止まると損失が大きい。多めに割り当てる |
| 個人の業務用アドレス | 標準的な割り当て+定期的な整理 |
| 通知の受け皿・転送専用 | 小さめでよい。転送のみなら溜めない |
再発させないために
- 添付ファイルの大きいメールは保存してから削除する
- 共有の問い合わせアドレスは担当者への転送と組み合わせて溜めない
- 退職者のアドレスなど誰も見ていないアカウントを放置しない
メールの取りこぼしは、あとから気づいても復元できません。
「容量が増えたら通知が来る」仕組みがない以上、定期的に見る日を決めるのが現実的な対策です。
まとめ
✔ 「maildir over quota」は受信側の容量超過
✔ 届かなかったメールはあとから確認できない
✔ 容量変更は最大20,000MB
✔ ごみ箱・送信済みも容量を使っている
✔ サーバーに自動削除機能はない
メールの容量設計や、問い合わせを取りこぼさない受信の仕組みづくりは当オフィスでも承っています。
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出典
- メールが受信できず、送信元に「maildir over quota」と記載されたエラーメールが届きます。(エックスサーバー公式FAQ)
- メールボックスの容量がいっぱいで、メールが受信できません。(エックスサーバー公式FAQ)
- 届かなかったメールはあとから確認できますか?(エックスサーバー公式FAQ)
- メールアカウントの容量変更(エックスサーバー公式マニュアル)
- メール仕様一覧(エックスサーバー公式マニュアル)
仕様は2026年9月時点の公式FAQ・マニュアルの記載にもとづきます。容量の上限などは変更される場合があるため、作業前に公式情報をご確認ください。